厨房機器のリース途中解約は危険?|徹底解説

賃貸

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相談者
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「厨房機器を導入する時ってリースがいいと聞いたことがある。実際のところリースのメリットやデメリットがよく分かってないから知りたいな。万が一、途中で店を閉めなくちゃいけなくなった時の注意点も知っておきたい。」

こういった疑問に答えます。

 記事の執筆者情報

・不動産業界歴10年以上
・宅地建物取引士 / 2級FP技能士
・住宅ローンアドバイザー
・JSHI公認ホームインスペクター
・日商簿記2級
この記事はこんな人におすすめ
  • 飲食店を開業予定の方
  • 物件は決まっていて、これから設備等を準備する方
  • 経営中の店舗を閉店して、引き継先を探している方

本記事では、リースを途中解約した場合のリスクから、基本的なことを解説します。

本記事のポイント

 

HAYABUSA
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一般的に「リースの活用を検討してるけど、イマイチ仕組みが良く分からない」という方は多いと思います。特に飲食店においてリースを組むことは、リース期間中は経営を続けることが望ましいです。

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【厨房機器のリース途中解約】途中解約

解約

途中解約できない (違約金が発生)

リース契約を途中解約する場合は、残りのリース料金相当を一括払い(違約金)が必要です。

仮に、業績悪化により途中で閉店することになっても、費用を掛けず簡単に手放すことはできません。

契約前に確認しておきましょう。

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【厨房機器のリース途中解約】リースとは

売ると貸す

そもそもリースってどういうものかを解説します。

一括購入より総額が高い

リースとは、必要とする機器をリース会社が導入したい業者(人)の代わりに購入して一定期間貸すというものです。

リースの仕組み
リースの仕組み

月額リース料は、導入する設備の価格に、「月額リース料率(%)」を掛けたもので算出されます

リース料率の設定は、貸す側であるリース会社の利益(固定資産税、保険料、金利など)を考慮して決まります。 そのため、一括で購入するより支払い総額が高くなります。

計算式

物件価格(税抜)×月額リース料率=月額リース料×消費税

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不動産購入でいう、住宅ローンの金利のようなものです。

なお、リースにおいて、予め残価(中古価値)を設定して安い金額でリース契約ができる方法もありますが、今回は割愛します。

また、導入設備の所有権はリース会社にあり、自己都合で廃棄したり譲渡したりすることはできません。そのため、居抜きでの売却を考えている場合は、契約を次のオーナーへ継承することもありますが、どちらにしろリース会社の意向に従う必要があります。

レンタルとの違い

リースの場合は契約した厨房機器を契約期間の途中で解約することはできないところが、レンタルと違うところです。レンタルDVDのように、商品に不備がない限りは同じ商品を何度も借りることができます。しかし、リースの場合はリース会社が新品を購入してそれを貸し出すため、契約で定められた期間は借り続ける必要があります。

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【厨房機器のリース途中解約】リースのメリット・デメリット

検討中

自身の現状を踏まえた検討が必要です。

以下のメリットとデメリットを考慮して判断しましょう。

メリット

メリット① 初期投資を抑えることができる

厨房機器を全て0から買い揃えるとなると多額の資金を用意しなければなりませんが、リースであれば月々の支払いのみで必要な厨房機器を揃えることができます。

メリット② 経費として落とすことができる

厨房機器を購入した場合は固定資産と見なされるため固定資産税の納付や保険料の付保など面倒な経理事務処理がありますが、このような手続きはリース会社がしてくれます。

また、法人税も売上からリース料金分を経費として削った分に課税されるため、大なり小なりの節税にはなると思います。

メリット③ 処理費用がかからない

自身で購入した場合は、不要になったあとの処分にも多額の費用が発生しますが、リース契約であれば期間満了のタイミングでリース会社が引き取ってくれます。

もし、契約期間満了後も継続したい場合は、再リース契約(年間リース料の1/12程度)、もしくは例外的に「買取る」ことで継続することができます。

その他には、アフターサービスが受けられることもありますが、厨房機器の寿命は使用方法や細かい手入れの頻度によって大きく異なりますので、それほどメリットではないと思います。

HAYABUSA
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再リース料の契約期間は1年間です。なお、再リースの案内は書類で来るだけなので、回答期限を忘れないようにしましょう。

デメリット

デメリット① 居抜き店舗として売りづらい(退去に手間がかかる)

リースの残債が残っている状態で、閉店する場合は以下の手段が考えられます。

①造作の売却金でリース品の残債を処理し、他物品と一緒に売却
②リース品を契約ごと引き継いでもらう

冒頭でお伝えした通り、残りのリース料金相当の一括払い(違約金)が必要になりますし、リース会社によっては「リース品の買取り(売却)を認めていない」こともありますので、契約前に確認しておきましょう。

リース継承前提で引き継ぎ先を探すことも容易ではありません(引き継ぎできない場合も)

導入前にリースか購入かの検討も大切です。

デメリット② 審査に落ちる可能性がある

住宅ローンの審査と同様で、リース利用時にも審査されます。もし直前でダメに承認が下りないとすると開業準備に多大な影響を及ぼすため、早めに申込みを行うようにしましょう。

ただ、リース契約の方が審査の期間も比較的短く、通りやすいと言われています。

デメリット③ 購入するより高くなる

住宅ローンでいう金利分も払っていることと同じなので、一括購入した場合と支払う総額を比べると高額になります。

リースは、初期費用を抑えたり経費として処理できることへの対価として支払っていることになるため、当然といえば当然です。

デメリット④ 途中解約できない (違約金が発生する)

リース契約を中途解約することは、原則としてできません。

通常のリース契約では、中途解約をする場合には、残りのリース料金相当の一括払い(違約金)が必要です。

改めて、契約前に確認しておきましょう。

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【厨房機器のリース途中解約】閉店する場合のリース機器の対応

閉店

次期テナント次第では、前に進まないことも

譲渡金に残債を含める

譲渡金に残債をのせた金額を設定する。

例えば、リース残債が20万円残っていて、手残り50万円を残したい場合は、70万円を売却金額とします。

ただし、開業予定のテナントもなるべく安く出店したいので、残債がないに越したことはありません。

次のテナントに承継する

次の出店者に引き継いでもらう事で、月々のリース料の支払いや解約する場合の残額の一括払いから免れることが出来ます。

しかし、審査を通過しないと引き継ぎできません。 またリース会社との契約内容により引き継ぎできない場合もあるので、リース会社に問合せましょう。

他店舗で使用する

他店舗展開している場合のみ、そのまま他店舗で引き継ぐこともできます。

なお、 リース会社には事前に報告をし、保管場所の変更手続きを必ず行うようにしましょう。

リース品には、機器にシールが貼ってありますので剝がさないようにしましょう。

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【厨房機器のリース途中解約】リース料と銀行借入の総額を比較

天秤にかける

リースも借入金とみなされる場合も…

リース料率1.4%は、元金均等返済4.0%と同じぐらいの支払総額になります。

リースと借入で迷っている時に参考にして下さい。

※右へスクロール

リース(リース料率1.4%)元金均等返済(金利4.0%)
物件価格(円)3,000,000借入金額(円)3,000,000
リース料率1.4%借入利率(金利)4.0%
リース期間(月)72返済期間(月)72
月額リース料(税抜)42,000
消費税(10%)4,200
月額支払合計46,200
支払総額(円)約3,320,000支払総額(円)約3,360,000
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金融機関からの融資枠を残しておくために、あえてリースで機器を導入するのがいいという話も聞きますが、リースも借入金と同じとみなされるようです。リース会社並びに金融機関に事前ヒアリングをしておきましょう。

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【厨房機器のリース途中解約】厨房機器

厨房機器
厨房機器

飲食店に置いて厨房機器はなくてはならない存在です。導入方法について解説します。

導入方法は、新品購入・中古品・リースの3つ

主に、冷機器(冷蔵庫、冷凍庫、製氷機)や熱機器(ガスレンジ、フライヤー、オーブン)などをいいます。導入方法は、新品購入・中古品・リースの3つに分けられます。

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厨房機器を現金で購入すると、多額の資金が必要になります。


なお、昨今の

世界的な半導体不足と新型コロナウイルス感染拡大の影響にで、 受注停止・生産遅延が発生しているメーカーもあるようです。

注意しましょう。

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まとめ

今回は、厨房機器のリースを途中解約した場合のリスクについて紹介しました。

抑えておくポイントは以下になります。

本記事のポイント

 

このポイントを抑えておくだけで、店舗経営の計画がより具体的に立てることができるようになります。

この記事を参考に実践してみてください。

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