⋙ ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する3つのデメリット
宅建を取ると副業ができる
昨今は副業が当たり前の時代です。
宅建も活かせる副業やバイトがいくつかあります。
宅建士を活かした副業やバイト
- 重要事項説明の代行
- 売買物件の役所や物件調査・書類作成
- 宅建試験に向けた講師業、Youtubeでの配信
- Webライター(不動産の記事監修)
- ブログなどのWebサイト運営
- 業務委託の不動産エージェント(完全歩合制など)
勤務先に伝えていないまま副業で稼ぐのはおすすめしません。しっかりと申告・許可を得た状態にして副業しましょう。
➤宅建士を活かして自立した自由な働きをしたい方はこちら
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宅建試験について
宅建は、士業といわれる税理士や弁護士、司法書士などに比べると受かりやすい国家資格です。
必要な勉強時間としては、約200~300時間ほどといわれています。
仮に1日約2時間勉強した場合、約100日~150日かかるので、期間として3ヶ月~半年程度になります。
つまり、他の士業と比べると、世間の認知度も含めて勉強時間も少なく合格率は低くないなどで色々な意味で効率がいい資格です。
受験資格に制限もなく、誰でも取得すれば役立つ国家資格です。歴史とたどると、最年少で12歳、最年長で90歳の合格者がいます。
宅建試験の概要
ここでは宅建試験の概要についてまとめてました。
これから資格取得を目指している方はぜひ、参考にしてください。
合格率 | 平均15% |
合格点 | 平均35点前後(相対評価のため毎年変動) |
受験費用 | 8,200円 |
試験日 | 10月20日(日) |
試験時間 | 13:00~15:00(登録講習修了者は13:10~15:00) |
受験地 | 原則、現在住んでいる都道府県 |
出願方法 | 郵送もしくはインターネット出願 |
受験資格 | なし(誰でも受験可能) |
試験方法 | 4肢択一式の筆記試験(マークシート方式) |
試験内容 | 民法等14問・宅建業法20問・法令上の制限8問・その他関連知識8問 |
合格発表 | 11月26日 |
参照:アガルートアカデミー
宅建の「5点免除」の制度とは
宅建には特定の講習終了者に与えられる「5点免除(5問免除)」という制度があります。
これは、宅建試験全50問のうち5問(46~50問目)の問題を免除するものです。
5点与えられた状態でスタートするというイメージです。上記表の通り、試験時間は10分だけ短縮されます。
免除を受けることができる要件は、以下になります。
- 宅地建物取引業(不動産会社など)に従事していること
- 所定の機関が実施している登録講習を修了していること
非常に有効な手段になるので、活用できる方はおすすめです。
免除になる5問とは
参考までに、免除になる5問の内容を見ていくことにしましょう。
具体的には、宅建試験の「第46問~第50問」までの「税・その他」にあたる問題が免除になります。
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宅建試験の合格率・合格点の推移
ここでは、過去の宅建試験の受験者数、合格者数及び合格率・合格点を纏めました。
35点を中心に合格点が推移していますが、「38点」を目標にして勉強をしておくといいです。
過去の宅建試験の受験者数、合格者数及び合格率・合格点
宅建試験は合格率を一定に保つことを目的に相対評価方式となっているため、毎年合格ラインは変動するのです。
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西暦 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点 |
2008 | 209,415人 | 33,946人 | 16.2% | 33点 |
2009 | 195,515人 | 34,918人 | 17.9% | 33点 |
2010 | 186,542人 | 28,311人 | 15.2% | 36点 |
2011 | 188,572人 | 30,391人 | 16.1% | 36点 |
2012 | 191,169人 | 32,000人 | 16.7% | 33点 |
2013 | 186,304人 | 28,470人 | 15.3% | 33点 |
2014 | 192,029人 | 33,670人 | 17.5% | 32点 |
2015 | 194,926人 | 30,028人 | 15.4% | 31点 |
2016 | 198,463人 | 30,589人 | 15.4% | 35点 |
2017 | 209,354人 | 32,644人 | 15.6% | 35点 |
2018 | 213,993人 | 33,360人 | 15.6% | 37点 |
2019 | 220,797人 | 37,481人 | 17.0% | 35点 |
2020※ | 204, 250人 | 34,338人 | 16.8% | 10月実施分:38点 12月実施分:36点 |
2021※ | 234,714人 | 41,471人 | 17.7% | 10月実施分:34点 12月実施分:34点 |
2022 | 226,048人 | 38,525人 | 17.0% | 36点 |
2023 | 233,276人 | 40,025人 | 17.2% | 36点 |
※2020年と2021年は、10月実施分及び12月実施分の合計の数値
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宅建の学習方法
宅建を取得するための学習方法についても解説します。
独学のメリットは、自分のペースで学習できる点です。
独学
費用も抑えることができるので、独学で合格を目指す方法があります。
独学では、教材となる参考書の活用が必須です。
以下の参考書が利用されています。
2024年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書
分かりやすく論点がまとめられていて、文字量が少ないのが特徴です。
法律用語も補足があり、初めての方でも理解しやすくなっています。
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読者からのクチコミ・評判↑
- みんほしは、まとめ方、字面も良く分かりやすく説明が良いです。
- とてもわかりやすくて良かったです。私はこのテキストで試験に臨みたいと思います。
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2024年版 宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト
購入者特典が豊富なところが特徴です。
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読者からのクチコミ・評判↑
- 要点が絞られていて見やすくて良い。
- 未経験から次の資格挑戦を考えて購入しました。取っ付き難い法学系の内容を分かり易く噛み砕いて説明されてます。
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2024年度版 みんなが欲しかった! 宅建士合格へのはじめの一歩
売上No.1の「宅建士の教科書」の中から、基礎となる知識を掲載しています。
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読者からのクチコミ・評判↑
- 大変、宅建初心者に最適です。また、参考書にもなります
- 未経験から次の資格挑戦を考えて購入しました。取っ付き難い法学系の内容を分かり易く噛み砕いて説明されてます。
2024年度版 らくらく宅建塾(基本テキスト)
2023年10月の試験問題も例題にあげているなど、最新の出題傾向も反映されています。
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読者からのクチコミ・評判↑
- 初めて利用する教材ですが、基本テキストも問題集も見やすく、使いやすいので、独学の私にはとてもマッチしていると思いました。情報量が少な過ぎず、また多過ぎることも無く、購入して良かったと思います。
- 講義形式で分かりやすく解説がなされています。ここってどうゆうことなんだろうという疑問に対して、講義形式でその理由を明示してくれている点がいいです。
2024年版 ユーキャンの宅建士 きほんの教科書
講義を受けているようなアドバイスが載っており、独学のモヤモヤをすっきり解決してくれます。
論点別の優先度がわかるので、効率的な学習ができます
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読者からのクチコミ・評判↑
- 過去問をやればテキストはいらないように思っていましたが、やはり「きほんの教科書」は必要でした。本書はカラフルで読みやすくアンダーラインまで引かれて、デキル人のノートを借りたようです。
- ユーキャンが出してるという時点で、安心できます
試験にあんまりでない部分だったり、的外れな部分勉強してても確立減りますからね
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この1冊で合格! 水野健の宅建士 神テキスト 2024年度版
累計受講者実績5万人を超える水野講師(宅建士の講師歴23年)が、独学合格の最短ルートを提示します。
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読者からのクチコミ・評判↑
- 宅建は合格していますが知識の更新(法改正)用に購入しました!レジェンド講師のロジックが1冊にまとまっていて待ちに待っていた本です!辞書代わりに使いたいです。
- 資格学校に通わなくても独学で学習しやすいように、惜しげもなく人気講師のエッセンスが詰まっていてとても理解しやすいテキストです。
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通信講座
予備校のような通学の必要がないので、昨今は利用者は増えています。
スマホやタブレットで空いている時間にも学習できるのが、通信講座のメリットです。
LECの通信講座
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国家資格の活用方法
国家資格の活用方法には、以下のようなものがあります。
- 実務上での使い方(内側)
- ビジネスマンとしての使い方(外側)
一つ目は、自分の業務に影響するもので、宅建のように取れば「独占業務」ができるようになることです。
一方、二つ目は、周囲に影響を与えることができるものです。
国家資格を持っている方と持っていない方、どちらと仕事をしたいかと考えると後者が選ばれやすくなります。
自分の専門領域問わず「勉強し続けることができる人」というのはビジネスマンとして大切な要素です。
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まとめ
今回は、宅建の必要性について解説しました。
宅建は、国家資格の入口として不動産業界だけにかかわらず、国家資格の登竜門のような位置付けの資格です。
不動産業界で仕事をするには必要な資格であり、「宅建は意味ない」という声もありますが、取得することで重要事項説明ができる独占業務もあります。
また、顧客からの信頼も厚くなります。
また、少子高齢化に伴う実家が空き家になる問題は、今後ますます深刻化していきます。そんな時に、宅建で勉強した知識などが役に立ちます。
この記事で理解を深めて頂ければ嬉しいです。
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