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不動産売却におすすめの会社の特徴
ここでは、実際に不動産売却を成功させるために選ぶべき不動産会社の特徴を解説します。
売却実績が多いことは前提ですが、その他のポイントも大切です。
売却したい不動産のエリアに精通しているか
まずは、売却したい不動産の周辺エリアに詳しいかどうかです。
地域密着型の不動産会社はエリアを熟知していますが、たまに売却物件とはほど遠い場所で事務所を構えている不動産会社がいます。
遠いから悪いのかというのは一概に言えませんが、担当して頂く営業マンがエリアに詳しいのかどうかは確認しましょう。
仮にエリアに詳しくない方でも、売却では人間的に信頼できそうでしっかり調査してやってくれそうなら依頼してもいいと思います。
インターネット広告が最低限充実しているか
自社HPだけではなく、最低限のインターネット媒体にも掲載して貰えるのかを確認しましょう。
主なインターネット広告の媒体は下記になります。
最近はSNS広告を活用して集客をする不動産会社もたくさんいます。
中小企業は、広告費にかけれる予算が限られていることから、上記の媒体に全て掲載してない場合があります。
必ずしも掲載していないから良くない会社であるということではありません。他の売却戦略をヒアリングして、自分が納得できれば依頼をしても構いません。
取引先となる不動産業者が周りに多いか
「片手取引」を中心として仲介収益を作り上げている会社は、協力業者となる同業の不動産仲介会社がたくさんいます。
情報を拡散できる先が複数いるので、売却情報が広まりやすくなります。
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不動産会社の仲介実績のランキング
まずは、不動産売買の仲介実績という観点からランキングを紹介します。
ここでは、公益社団法人不動産流通推進センター「2023不動産業統計集」のデータを参考にして解説します。
不動産売買(不動産流通)の取扱高が多い順のランキングです。
■大手不動産会社の取扱高ランキング(2022年度)
※右へスクロール →
順位/企業 | 年間取扱高(億円) | 手数料収入(億円) | 仲介件数 | 店舗数 |
1位/三井のリハウス | 1兆8,926億円 | 901 | 41,183 | 291 |
2位/東急リバブル | 1兆5,779億円 | 715 | 28,750 | 199 |
3位/住友不動産販売 | 1兆4,533億円 | 713 | 38,144 | 256 |
4位/野村不動産(野村の仲介) | 9,649 | 398 | 10,081 | 94 |
5位/センチュリー21 | 6,400 | 306 | 26,629 | 991 |
6位/三井住友トラスト不動産 | 5,504 | 229 | 8,226 | 71 |
7位/三菱UFJ不動産販売 | 4,502 | 190 | 4,652 | 35 |
8位/みずほ不動産販売 | 4,286 | 178 | 3,978 | 49 |
9位/オープンハウス | 3,624 | 151 | 8,268 | 62 |
10位/積水ハウスグループ | 2,879 | 127 | 7,973 | 115 |
※引用:公益社団法人不動産流通推進センター「2023不動産業統計集(2022年4月時点)」
取扱物件には、マンション、戸建て、土地、一棟などが含まれています。
仲介件数や店舗数でみると、必ずしも年間取扱高に応じた順位になっていないことが分かりますよね。
1位:三井のリハウス(三井不動産リアルティグループ)
三井不動産グループの不動産仲介会社です。
業界No.1ということもあり説明は要らないぐらいですが、個人向け不動産仲介を中心に事業を行っています。CMの印象が強い方も多いのではないでしょうか。
2位:東急リバブル
東急不動産グループの不動産仲介会社です。
電鉄系の会社なので、穏やかな雰囲気かと思いきや、体育会系出身の営業マンも多く活気がある印象です。東急不動産のグループ会社ですが、現場レベルだと関わりは少ないようです。
3位:住友不動産販売
住友不動産グループの不動産仲介会社です。
営業手法は良くも悪くも積極的な営業スタイルなのが印象的です。
4位:野村の仲介+(野村不動産グループ)
野村不動産グループの不動産仲介会社で、「野村の仲介+」のブランド名で事業を展開しています。
野村不動産グループが手掛けるプラウドシリーズは有名です。仲介に関わるサービス全般が充実している印象です。
5位:センチュリー21
センチュリー21は、フランチャイズで運営されている不動産ブランドです。CMでも有名な黄色い看板の会社です。
普通の不動産会社が加盟しているので、地域密着型の不動産会社にセンチュリー21の看板をみかけることもあります。
6位:三井住友トラスト不動産
三井住友信託銀行グループの主に個人向けの不動産仲介会社です。
銀行系列の不動産会社なので、顧客も多数保有しています。銀行系ということもあり、ガツガツした営業スタイルではない印象です。
7位:三菱UFJ不動産販売
三菱UFJ不動産販売は三菱UFJ信託銀行のグループ会社です。信託銀行は不動産会社のような役割なので、グループ間で連携して仲介事業をしています。
8位:みずほ不動産販売
みずほ銀行系の個人向けの住宅を中心とした不動産仲介会社です。銀行顧客を中心に営業をしています。
9位:オープンハウス
CMでもお馴染みのオープンハウスです。コロナ禍以降、急激に成長をしている会社です。広告費に資金をつぎ込んで集客しています。
また、戸建て販売戸数が多いため、建築費用をボリュームディスカウントさせて利益を稼ぐ方法が特徴です。
10位:積水ハウスグループ
積水ハウスといえば、ハウスメーカーのイメージが強いですが、実は不動産仲介もしています。
地域ごとに社名を付けて営業しています。(積水ハウス不動産東京など)
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不動産会社の顧客評判ランキング
次に、「顧客からの評価」という観点からランキングをみてみましょう。
音楽ランキングで有名なオリコンが実施した「おすすめの不動産仲介 売却ランキング・比較」の結果を10位までまとめました。
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順位 | 戸建て | マンション | 土地 |
1位 | 住友林業ホームサービス | 近鉄の仲介 | 三井のリハウス |
2位 | 野村の仲介+ | 住友林業ホームサービス | 東急リバブル |
3位 | 東急リバブル | 大成有楽不動産販売 | 積水ハウス不動産グループ |
4位 | 積水ハウス不動産グループ | 東急リバブル | 住友不動産販売 |
5位 | 三井のリハウス | 三菱地所ハウスネット | 三井住友トラスト不動産 |
6位 | 近鉄の仲介 | 野村の仲介+ | センチュリー21 |
7位 | 三井住友トラスト不動産 | 積水ハウス不動産グループ | ー |
8位 | 住友不動産販売 | 三井のリハウス | ー |
9位 | ハウスドゥ | 大京穴吹不動産 | ー |
10位 | センチュリー21 | 三井住友トラスト不動産 | ー |
※引用:「おすすめの不動産仲介 売却のランキング・比較」(オリコン)
「表をよく見ると、さっきの手数料収入が多い会社ランキングと順位が違うね!顧客からの評価が売上に比例するわけじゃないってことだね。「ノルマ達成」と「顧客目線」とのバランスをうまく取るのは難しいってことも言えるね。」
信頼できる不動産会社(エージェント)選びのポイント
売上が多く実績のある会社より、「クチコミ」のような顧客からの評価を確認することも大切です。
見極めるポイントは以下になります。
大前提として丁寧に対応してくれるというところはありますが、大きくは「ビジネスマンとしての能力」と「人間としての相性」のバランスをどう選ぶかがポイントです。
質問に対する回答が的確
当たり前のことと思うかもしれませんが、意外にも質問に対する的確な回答ができているビジネスマンは多くはありません。
「質問の意図とズレていたり」「確認すると言ったのに忘れていてそのままにしている」など…。
売却に限らず、不動産売買は担当営業マンとの細かい調整があるので、コミュニケーションが取りづらいとストレスになります。
メールや電話などのレスポンスが早い
仕事が早い方はレスポンスが早いのが典型的です。
確認を依頼したら当日中に連絡が来るぐらいのスピード感があると理想です。
確認事項の折り返しに期限を決める方も良いビジネスマンの特徴です。「明日の15時までに確認して折り返します」など。
知識が備わっている(分かりやすい)
業界のプロとして知識がどれぐらいあるかも大切です。
ただ、一般の方が担当営業マンの知識量を把握することは難しいので、「説明が分かりやすかどうか」を判断軸にしましょう。
当然、売却したい不動産の査定根拠が分かりずらい場合も要注意です。
不動産業界歴が長い
経歴だけで判断するのは安易ではありますが、業界歴は1つの判断材料として参考になります。
不動産業界は稼げる業界なので、一般的に給料水準が低いとされる店舗系接客業をしていた方なども転職してきたりします。
外見上は不動産業界によくいそうな風貌でも、実は入社してまだ1ヶ月しか経っていないこともよくあります。
業界歴を聞くことで、「担当者ガチャ」を回避できるようになります。
自分との相性が良い
特に不動産取引においては、人間的な相性が大切です。
売買では扱う金額も数千万から億になることも当たり前のようにありますし、個人資産などのプライベートな情報を担当者に開示する場合もあります。
そういった中で、ビジネスマンとして優秀でも人として信頼できないと不安です。
仮に取引にならなくても、今後も付き合っていきたいと思えるかどうかという観点を持ちましょう。
仮に優秀ではなくても、嘘を付かずにしっかり対応してくれる方であれば安心です。
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納得いく不動産売却をするなら不動産一括査定サイトがおすすめ
ここまで2つの観点からランキングを紹介してきました。
とは言っても実際どうやって選べばいいの?という疑問が残ると思います。
そんな時は、一度に複数の不動産会社(仲介会社)に査定ができる「不動産一括査定サイト」の利用がおすすめです。
査定に出したからといって売却しなければならないわけではありません!大手から地域密着型の不動産会社まで幅広く話を聞いてみて、総合的に判断する方法がおすすめです。
不動産一括査定サイトを利用するメリット
分かりやすいメリットとしては、「価格の妥当性」がある程度分かることです。
不動産会社にもそれぞれ特徴があるので、1つの不動産に対しても会社ごとに査定価格や意見が異なります。
おすすめ不動産一括査定サイト
主な一括査定サイトは下記になります。
- 最も歴史が長くNTTグループが運営する実績のある「HOME4U」
- 地域密着型の不動産会社にも数多く依頼ができる「イエウール」
- マンション売却に特化した簡単に相場が分かる「マンションナビ」
- 「一括査定サイト訪問査定率ランキング」でNo.1の連続受賞歴がある「LIFULL HOME’S」
おすすめ一括査定サイト | メリット |
| ●20年以上の運営歴がある ●大手・中堅・地域密着の不動産会社が探せる ●1,800社以上の会社と提携 |
| ●比較的新しいサイトながら提携会社多数 ●中堅・地域密着の不動産会社を幅広く探せる ●2,000社以上の会社と提携 |
| ●マンション売却に特化(毎月1,000人超が利用) ●マンション一括査定サイトの中で4冠達成 ●2,500社以上の会社と提携 |
| ●圧倒的な知名度(CMなど) ●大手・中堅・地域密着の不動産会社が探せる ●4,200社以上の会社と提携 |
⋙ 口コミはこちら
大手不動産会社にしか依頼できない「すまいValue」もありますが、幅広く意見を聞きたい場合は向いていないかもしれません。
不動産一括査定サイトを選ぶ基準
サイトを選ぶ基準としては主に下記3つです。
不動産一括査定サイトを選ぶときの基準
- 大手不動産会社にも最低1社は査定依頼ができるサイトであること
- 中小企業含めた地域密着型の不動産会社にも査定依頼ができるサイトであること
- そもそものサイト運営会社がしっかりしていること
不動産一括査定サイトも複数ありますが、
サイトを選ぶポイントとしては、やはり「大手に偏らず、地域密着型の不動産会社まで幅広く依頼をすること」が大切になります。
1つのやり方としては、3社まで絞ってその中から最終的に1社を選ぶイメージです。売却までに期限が特段なければ、時間をかけてじっくり進めても問題ありません。
大手の特徴としては、社員の能力の平均値が高く、会社としての取引実績が多いので極端なトラブルなどは起こりにくいことです。
一方、中小企業や地域密着型の不動産会社は、優秀な社員とそうではない方のギャップが大きく、運次第というところがあります。ただし、営業手法など含めて個人に委ねられている部分が強く、優秀な担当者に当たれば期待以上の結果が出る可能性があります。
相性が合えば、取引後も深い関係が築ける可能性があります。
不動産一括査定サイトを使うと高く売りやすい
不動産を高く売るという意味でも、不動産一括査定サイトを使うことが大切です。
高く売りやすくなる理由
- 売却不動産(マンション・戸建てなど)に応じて、得意とする物件タイプに適した不動産会社とマッチングできる確率が上がるから
- 相場からかけ離れない範囲で価格競争(価格を上げる)をさせることができるから
区分マンションの売却実績は多いけど、戸建ての売却実績は少ないなど、得意分野が不動産会社によって違うことがあります。面談時に確認しておきましょう。
売却依頼を受けたいがために、極端に査定価格を高くしてくる会社もあります。そうなると全く売れない場合もあるので注意が必要です。
不動産一括査定サイトの依頼までの流れ
不動産一括査定サイトの使い方の流れは以下のようになります。(サイトごとに違いあり)
- 売却する不動産の基本情報を入力
- 査定方法を選択
- 依頼者の個人情報を入力
- 査定依頼をする不動産会社を選ぶ
- 不動産会社からの連絡を待つ (電話 or メール)
- 売却を依頼したい会社と媒介契約を結ぶ
⋙ 不動産査定の流れ
多くのサイトは、物件や依頼者の情報入力が終わると、条件に合った不動産会社が表示されます。その中から査定依頼をする不動産会社を複数選択します。
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不動産一括査定サイトの口コミ
おすすめの不動産一括査定サイトに関する口コミを紹介します。
一括査定サイト自体は不動産会社ではありません。あくまで複数の不動産会社と繋がれる「ハブ的な役割」です。
HOME4U
「不動産一括査定サイトのオススメは?」と聞かれたら、迷わず『HOME4U』と答えます。 理由は「パトロール制度」です。 20年以上も悪徳業者を排除し続けているサイトなんて他にありません。 「悪徳業者に捕まりたくない」ならHOME4Uの一択ですね
twitter
「不動産一括査定サイトはどれがいい?」と迷っているなら、「HOME4U」が一番安心して使えます
「東証一部上場企業が運営」「宅建士が提携業者を審査」など、安心要素が最も多い。 実際に私も毎回使っていますが、優秀な担当者が多いです。
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HOME4U で物件の査定依頼を二件ほど (それぞれ六社程度に) 出したんだけど、二週間ほど経過してまだ一件も回答が来ていない…大丈夫か?
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イエウール
両親にお金や土地の話はしづらい家庭が多いと思っているのですが、我が家はお金について話し合いをよくしているので自分でも想定以上にさくさくいきました。 イエウールで査定をして売却額を両親に伝えて説得しました。
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イエウールはウチはやめたなそういや、料金払ってるのはこっち側なのにサービスが全然こちら側向けではないし、連絡つかないって言ってんのにゴネて返金しようとしないし。 結局最初に電話でコンタクト取れた人がアポイントになって他は先に進めないと言う形、うまく使えるかもしれないが時間の無駄。
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イエウールでマイホームを査定してもらいました
わが家の純資産は約250万円のプラスでした
純資産をプラスに保てるようにがんばります
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マンションナビ
【マンションナビで一括査定をした結果…】 マンション専門の一括査定サイト『マンションナビ』で実際に査定をしてみました。 一言で言うなら、「マッチング」に強いですね。
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査定や相場確認だけならある程度の大手ならどこでも良いかと。 私はマンションなので、一括査定のサイトの イエウールとか、マンションナビとかから複数取り寄せしてました。
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マンションの自動査定なら、一番精度が高いのはマンションナビですね。 過去5年以上、いろいろなAI査定見てきて断言できます。 どんどん使いましょう。 なお、フォロワー数見ていただければわかるとおり、残念ながらスポンサー案件ではありませんのでご安心を。
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LIFULL HOME’S
単価の割合わないんですよね… 個人的なお気に入りはライフルホームズの査定ですね! こちら都合で件数やエリアの変更をすぐにできるので^_^
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LIFULL HOME’Sの売却査定は丁目以降は不動産屋には伝わらない概算査定ができるようです
twitter
CMでもお馴染みの圧倒的な知名度に加えて、提携社数も一括査定サイトにおいて最大規模です。
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不動産一括査定を依頼したあとの対応方法
ここでは、不動産一括査定サイトで依頼をしたあとの対応について解説します。
査定依頼をすると、早ければ1時間以内に複数の不動産会社から連絡が入ります。
不動産一括査定は、実際の売却価格を見積もるのではなく、不動産会社選びの手段として利用するイメージです!最終的に依頼する不動産会社を決めるのは、訪問査定のあとで構いません。
連絡手段を決めておく
初めてコンタクトを取ったときに、今後の連絡手段について担当の営業マンと決めておきましょう。
(例)普段の連絡手段はメールにして、緊急性が高い場合だけ電話OKとするなど
平日は15時以降は電話が繋がりやすいなど、具体的に伝えても問題ありません。
訪問査定はできるだけ一日で終わらせる
訪問査定の場合は、できるだけ依頼者が調整しやすい日程で完了させるようにしましょう。
売主居住中や空室の物件では、現地を確認して査定をする「訪問査定」が一般的です。
時間をうまくずらせば、不動産会社の訪問対応を一日で終わらせることができます。
不動産会社の都合に合わせていたら、日程調整だけで疲れてしまいます。指定した日に来れない場合は依頼しないというスタンスを、予め不動産会社に伝えておいてもいいと思います。
不動産査定の一般的な流れ
不動産の査定方法の流れは、以下になります。
- 机上査定(簡易査定)※資料からおおよその価格を見積もる
- 訪問査定
- 査定報告書の提出・提案
- 媒介契約(専属専任or専任or一般)
- 販売活動開始
⋙ 不動産一括査定サイトの依頼までの流れ
一般的な査定価格は、販売開始をしてから約3ヶ月程度で売れる想定の金額をさします。買取査定の場合は短期間で売れる想定の金額です。(相場の7割程度)
決まりを守らない場合は会社へ連絡する
連絡手段を守らないなど、予め決めたルールを守らない営業マンがいたら、会社宛(上司)に連絡を入れましょう。
決めたことを守れない時点で信頼できない営業マンです。
担当変更をするのか、依頼を打ち切りにするのかは依頼者の判断になります。
ルールを作っておくことで、信頼できる営業マンかどうかを見極める1つのフィルターにかけることができます。
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不動産会社のランキング上位にいる会社がおすすめとは限らない
先ほどのランキングからすると上位にいる会社を選びがちですが、大手企業ほど「両手仲介」を基本路線として営業している傾向があります。
「両手仲介」とは、1社の不動産会社が売主と買主の両方を仲介することです。決して法律違反ではないものの、売上だけに固執して顧客目線が疎かになってしまうことがあります。
大手不動産会社ほど「両手仲介」が多い
大手不動産会社は、顧客取得のための広告ビジネスを複数展開しているので、購入希望者も多くいるのは事実です。
だからこそ「両手仲介」が多くなるということです。
売主または買主の一方からしか手数料を貰わない「片手仲介」とは違って、売主と買主両方から「仲介手数料」を貰うため効率よく売上をあげることができます。
前述のランキングでも、CMで見かけるような不動産会社ほど手数料収入が多い傾向なのが分かります。
膨大な費用を広告宣伝にかけているので、維持または成長していくためには「両手仲介」を増やしていかないとやっていけないということもあるのかもしれません。
「両手仲介」は足かせになる場合がある
「両手仲介」は、売主にとってもマイナスに働いてしまう場合があります。
主な理由は下記になります。
- 売却情報が拡散されにくい(情報の囲い込みをされてしまう)
「両手仲介」は、売主と買主どちらも自社顧客間で契約を目指すことなので、他社に売却情報を公開しません。
仮に他社顧客で条件に当てはまる購入希望者がいたとしても、知る術がないので内覧すらできないという状況になります。
つまり、売主にとって「両手仲介」前提で売却活動をされてしまうと、売却する機会を逃している場合があるということです。
実務上、わざわざ売主に、弊社は「両手仲介」を目指しているので売却期間が当初より延びてしまう可能性があります、なんて口が裂けても言いません。
買主を多く確保している大手不動産会社にお願いすれば、早く売却ができる可能性はあります。
しかし、情報の囲い込みをされてしまう可能性があるのがデメリットです。
囲い込み対策として不動産一括査定サイトの利用は必須
情報の囲い込みを受けないためにも、改めて不動産一括査定サイトの利用はおすすめです。
つまり、大手に限らず地域密着型含めた中小企業まで幅広く査定依頼をして、現場の声を聞いてみることが大切です。(情報の偏りを防止するため)
先ほど紹介した不動産一括査定サイトを活用してみましょう。
どの業界もそうですが、大手の「販売力」は大きなメリットです。しかし、「売り方や売却戦略」に注目すると、大手ではなくても問題ないことがあります。
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まとめ
今回は、不動産を早く高く売りたい方向けに、選ぶべき仲介会社の特徴やおすすめの一括査定と一括査定を使うメリットについて解説しました。
不動産売却が成功するかどうかは、不動産会社や営業マン次第というところがあります。
今までの実績や口コミと、実際に会ったときの営業マンの印象など含めて選択をしましょう。
この記事を見ていただき、人生のターニングポイントにもなりえる不動産売却が成功に近づけば嬉しいです。
おすすめ一括査定サイト | メリット |
| ●20年以上の運営実績あり ●大手・中堅・地域密着の不動産会社が探せる ●1,800社以上の会社と提携 |
| ●比較的新しいサイトながら提携会社多数 ●中堅・地域密着の不動産会社を幅広く探せる ●2,000社以上の会社と提携 |
| ●マンション売却に特化(毎月1,000人超が利用) ●マンション一括査定サイトの中で4冠達成 ●マンション名から相場の検索ができる |
| ●圧倒的な知名度(CMなど) ●大手・中堅・地域密着の不動産会社が探せる ●4,200社以上の会社と提携 |
⋙ 口コミはこちら
不動産売却を成功させるには、入り口となる「購入」も重要です。
無理のない予算の組み方を以下の記事で解説しています。
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また、購入時にほとんどの人が利用する、住宅ローンの知識や注意点などを知っておく必要があります。
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選ぶ住宅ローンの商品次第で、支払総額が数百万変わることがあります。
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