>> 住宅ローンを3,500万組むのはきつい?
>> 共働きで5,000万円の住宅ローンを組むのは危険?
>> 住宅ローンを5,500万組む場合の返済額は?
マンション購入の予算の決め方
近年の低金利の影響もあり、一般的な金融機関の融資目安(年収倍率)は、税込年収の7~8倍と言われてます。
まずは予算の決め方や計算方法について解説します。
住宅ローンの選び方で、100万円以上損します…そんな時はモゲチェック
「借入可能額」と「無理なく返済できる借入額」で予算を比較
マイホームは人生で一番高い買い物と言われるように、金額の重みが日常の買い物と全く違います。
しっかりと適正な金額を計算し、無理なく購入できる金額を把握することが大切です。
また、貯蓄をどれぐらい捻出できるかも確認しておきましょう。
そもそも「借入適正額」とは、「借入可能額」と「無理なく返済できる借入額」のうちの低い金額を指します。
続いて、適正な予算を決めるための計算式がこちらです。
「借入適正額」+「貯蓄のうち物件に捻出できる金額」+「親族からの援助」- 諸費用
直系尊属(両親や祖父母)からの援助であれば「住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税特例」が利用できます。それ以外の人からの贈与の場合、もらう側の合計額が年間110万円を超えると贈与税の課税対象です。事前に確認しておきましょう。
予算の計算方法
計算方法
- 借入適正額(万円)
- 貯蓄のうち物件に捻出できる額(万円)
- 親族からの援助(万円)
- 諸費用 (1+2+3)×【新築マンション 5%前後(中古マンション 7~10%)】(万円)
- 適正な物件予算 (1+2+3)− 4(万円)
- 物件取得に捻出できる現金 (2+3)− 4(万円)
マンションの購入では、本体金額とは別にマンション購入時と住宅ローン利用時に「諸費用」がかかります。住宅ローンだけを考えるのではなく、トータルでかかる費用を視野に予算を決める必要があります。
✔購入資金イメージ
購入費用の全体図
ネット銀行を中心に諸費用ローンを扱っている銀行もありますが、ローン残債の減りが遅くなるので諸費用(登記費用、印紙代、仲介手数料など)は現金で用意することが望ましいです。(急遽、売却する必要になった時に苦戦する可能性があります)
また、購入後のランニングコスト(固定資産税、都市計画税、マンションであれば管理費・修繕積立金)も考慮しておきましょう。
>> 【関連記事】中古マンションの購入ブログ。気をつけるポイント|注意点
昨今、国交省からマンション管理の見直しに関する指針等が通達されています。今後、中古物件の大半は修繕積立金の値上げがされる可能性があります。
「無理なく返済できる借入金額でローン組めば問題なさそう。早く賃貸生活から脱却したいから具体的に検討していきたいな。」
そんなあなたにお勧めしたいのが、
オンライン住宅ローンサービスでシェアNo.1の「モゲチェック
」がおすすめです。
このツールを使えばすべて無料で、
- 「どんな条件で借りられるか」がわかる!
- 審査に通る確率(融資承認率)がわかる!
- おすすめランキングがわかる!
ノンバンクなども増えてきて、いまや住宅ローンを扱う金融機関は800以上。
不動産会社でもあなたにピッタリ合う住宅ローンを見つけるのは簡単じゃないのです。
(提携銀行を紹介したほうが、スムーズに進むメリットがありますからね…)
自分で探す手間をはぶきたい方、ぜひ使ってみてください!
金利がちょっとずつ上がりはじめています。「モゲチェック
」を活用することで、より条件のいい住宅ローンをみつけることができます。(モゲチェック限定の優遇金利あり)
引用:日経電子版
引用:日経電子版
個人信用情報に登録・確認されずに簡単に探せるのが「モゲチェック」の特徴なんです。一般的な事前審査のタイミングより前の段階でおすすめの住宅ローンが調べられます!
>> 【関連記事】モゲチェック (旧モゲレコ) の評判は?怪しい?|無料のワケも解説
目次に戻る↑
「借入可能額」と「無理なく返済できる借入額」とは
ここからは、実際に「借入可能額」と「無理なく返済できる借入額」のシミュレーションをしていきます。
マンションを買うことが目的になって、理由なく予算を超える物件を選ばないようにしましょう。
建築基準法に適合していない物件は、そもそも住宅ローン審査が通吏ません。
✔前提条件
- 返済期間35年(420ヶ月)、元利均等返済、ボーナス返済無し
- 年収:600万円(年齢30歳)
- 手取り年収は下記表を参照(独身会社員・給与所得のみ、給与所得控除・基礎控除・社会保険料控除と住民税・所得税を考慮)
額面年収 | 手取り年収 |
1,000万円以下 | 額面給与の約70~80% |
2,000万円以下 | 額面給与の約60~70% |
2,000万円超 | 額面給与の約50~60% |
速算表(年収から手取りを算出)
ポイントは、審査基準となる年収が「税込年収」と「手取り年収」どちらでみるかになります。
借入可能額(審査に通る年収)
まずは、税込年収を基準とする借入可能額から解説します。
そもそも金融機関の審査基準おいて、「返済負担率(比率)」というものがあります。
一般的な返済負担率(比率)基準は、30~35%(年収400万円が分岐点)になります。
年間の住宅ローン返済額が、年収に占める割合を表すものです。
計算式
返済負担率(%)=年間のローン返済額÷税込年収×100
前提条件に基づいて、この計算式を利用すると下記になります。
- 返済比率30%:年収600万円×30%=年額180万円(月額15万円)
- 返済比率35%:年収600万円×35%=年額210万円(月額17.5万円)
最短5分でおすすめの住宅ローンを提案!モゲチェック
無理なく返済できる借入額(手取り年収を基準)
計算式
返済負担率(%)=年間のローン返済額÷手取り年収×100
一方、無理なく返済するためには、「手取り年収に対して返済負担率25%以下」とする必要があります。
こちらも前提条件に基づいて、この計算式を利用すると下記になります。
- 返済比率25%:年収450万円×25%=112.5万円(月額9.3万円)
上記の通り、「税込」か「手取り」のどちらを基準にするかで月々の返済額が大きく変わってきます。
つまり、金融機関の審査が通過したからといって、無理なく返済できるかどうかは別の問題です。
そもそもフラット35のように、予め融資可能額の上限が定められている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
返済可能な期間は、「定年(60歳or65歳)又は働く予定年齢 ー 現在の年齢」で求めます。定年以降(80歳未満など)を完済時期とした住宅ローンを組むことは可能ですが、年金生活を想定すると返済が苦しくなります。
以上の通り、「借入可能額」と「無理なく返済できる借入額」は違うことがわかります。
大切なことは、「借入可能額」と「無理なく返済できる借入額」の違いを踏まえて、予算を上げるのかを検討することです。
購入すると、前述の通り「維持費」もかかります。また、以前住んでいた物件より床面積が広くなる場合が多いので、光熱費が1〜2割増えることも想定しておくと良いでしょう。
目次に戻る↑
マンション購入のポイント
最後に、マンション購入のポイントも触れておきましょう。
賃貸のように物件探しからスタートしないで、事前に資金計画や信頼できる担当者を見つけることが大切です。
>> 【関連記事】マンション購入でファイナンシャルプランナーへの相談はあり?|徹底解説
一般的な購入の流れ
不動産購入における主な流れをまとめました。
マンション探しより資金計画を先にする
新築・中古問わず不動産購入では、先に資金計画やシミュレーションをして、適正な予算を把握することが大切です。
住宅ローンの選び方で、100万円以上損します…そんな時はモゲチェック
一般的に住宅ローン事前審査が通過していないと契約できないため、事前に自分がどれぐらいのローンが組めるのかというところを確認しておきましょう。
>> 【まとめ】住宅ローンおすすめランキング|現役宅建士が解説
不動産エージェント選びも大切
資金計画も大切ですが、担当になる不動産エージェント選びも重要です。
購入検討者のニーズを汲み取ってくれて、かつ人間的な相性もいい不動産のプロに色々と相談したいですよね。
そんなときは「Terass Offer(テラスオファー)」を使えば、あなたにマッチするエージェントが探せます。
特徴はこちらです。
- 匿名で相談できる!営業電話なし!
- 予算決めやエリア探しなど、物件選びをする前から相談できる!
- 実績や専門性で担当エージェントを選べる!
\登録1分で「複数のプロ」に相談できる/
>> 【関連記事】Terass offer(テラスオファー)の口コミは?|現役宅建士が徹底分析!
不動産取引は、ホントに担当者によって満足感や納得感が変わってきますからね。物件選びよりエージェント選びが先ですね。
目次に戻る↑
まとめ
今回は、マンション購入の予算の決め方について紹介しました。
マンション含めた不動産を購入するときは、「無理なく返済できる借入額」で予算を考える必要があります。
不動産の購入は、物件探しより先に資金計画をすることが先決です。
この記事を読んで、堅実なマンション購入の方法を知って貰えたら嬉しいです。
無理のない資金計画でマンション購入ができれば、苦労せずに売却できる可能性が上がります。
売却査定には複数の不動産会社の話を聞ける「不動産一括サイト」がおすすめです。
>> 【関連記事】不動産売却におすすめの会社とは|査定サイトの口コミも紹介
目次に戻る↑