住宅ローンを5500万組む場合の返済額は?|徹底解説

住宅ローン

[PR]当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。

相談者
相談者

「5,500万円ぐらいの予算で探しているけど、具体的にどれぐらいの年収があればいいのかな。詳しく知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

 記事の執筆者情報

・不動産業界歴10年以上
・宅地建物取引士 / 2級FP技能士
・住宅ローンアドバイザー
・JSHI公認ホームインスペクター
・日商簿記2級
この記事はこんな人におすすめ
  • これから住宅ローンの利用を検討している方
  • 5,500万円の住宅ローンを組んだ場合の月々返済額や総返済額を知りたい方
  • 夫婦共働き世帯で住宅ローン利用を検討している方

5500万円の住宅ローンを組むと、月々の返済額や総支払額はどのぐらいになるのでしょうか。

不動産会社や銀行に言われるがままに資金計画を立てて住宅ローンを組んでしまうと、不足の事態が起きた時に返済できなくなり、最悪は破産も考えられます。

この記事では、5500万円の住宅ローンを組むために必要な年収から、無理のない住宅ローンの組み方などについて解説します。複数の金融機関の住宅ローン商品を比較することも大切です。

本記事のポイント

 

家を買うことは、あくまでスタートにすぎません。自身の状況に合った適性な予算で住宅ローンを組むことは、人生において非常に大切な選択です。

HAYABUSA
HAYABUSA
➤合わせて読みたい

 

▼どれだけ使っても無料▼

住宅ローン5,500万円を組むために必要な年収

ここでは、住宅ローンに必要な年収を解説していきます。

目安年収は800万円以上

前述したシミュレーションで計算した毎月返済額のうち、一般的な条件に近い「金利1.2%、返済期間35年(420ヶ月)、毎月返済額160,436円」とします。

ローン支払いが無理なくできる「返済負担率25%以内」に抑えるためには、「770万円以上」の年収が必要という計算になります。

HAYABUSA
HAYABUSA

後述しますが、返済負担率(%)は「年間のローン返済額÷年収(税込)×100」で算出できます。

会社員以外の経営者や個人事業主の場合は、金利が上がる可能性がありますので、少し上げた「金利1.7%」になると「約830万円以上」必要になる計算なります。

以上のことを考慮して、無理なく支払える目安年収は「800万円以上」になります。

返済負担率は25%以下が望ましい

前述した「返済負担率」の計算式ですが、下記の通りです。

計算式

返済負担率(%)=年間のローン返済額÷年収(税込)×100

金融機関の審査基準(上限)は、返済負担率30~35%が多いですが、余裕のある返済目安は返済負担率25%以下になります。

金融機関により異なりますが、一般的な返済負担率における審査基準は以下の通りになります。

※右へスクロール

前年度年収(税込)150万円以上250万円以上400万円以上
返済負担率25%30%35%

仮に400万円(税込)で返済負担率35%の場合、140万が年間のローン返済でなくなります。

社会保険料など引かれた「手取り(額面の70~80%が目安)」になると更に手残りが減ってしまいます。。。

HAYABUSA
HAYABUSA

つまり「審査に通過する年収」と「余裕をもって返済できる年収」には差があるということです。理想は「手取り年収」に対する返済負担率が25%以内になります。

下記資料からも、利用者は返済負担率25%以内までが多いことが分かります。

まずは、金融機関などが無料で提供している住宅ローンシミュレーションで試算してみましょう。

金利が高かかったり、返済期間が短いほど希望の借入額に届かないことがあります。住宅ローンの選び方を間違えると、売りたい時もスムーズに進まなくなる可能性があります。

HAYABUSA
HAYABUSA
➤合わせて読みたい

 

目次に戻る↑

住宅ローンを5,500万円組んだ場合の毎月返済額・総支払額

まずは、住宅ローンを5,500万円で組んだ場合の毎月返済額を見ていきましょう。

次の条件で計算した場合の比較表です。

住宅ローン5,500万円を組んだ場合の毎月返済額

借入条件
  • 頭金なし
  • 金利0.5%、1.2%、2.0%(全期間固定)
  • 元利金等返済
  • ボーナス払いなし
  • 返済期間25年(300ヶ月)、30年(360ヶ月)、35年(420ヶ月)

金利25年返済30年返済35年返済
0.5%195,068円164,554円142,771円
1.2%212,297円181,999円160,436円
2.0%233,119円203,290円182,194円
HAYABUSA
HAYABUSA

金利が変わると毎月の返済額から数万円も差が出てくることが分かります。金利は返済額に直接影響してきます。

➤合わせて読みたい

 

住宅ローン5,500万円を組んだ場合の総支払額

続いて、同条件で総支払額を見ていきましょう。

比較表は以下のようになりました。

金利25年返済30年返済35年返済
0.5%58,520,538円59,239,522円59,964,221円
1.2%63,689,172円65,519,921円67,383,227円
2.0%69,935,965円73,184,655円76,521,699円

返済期間25年と35年で比較すると、総支払額で10年間で生まれることが分かります。

  • 金利1.2%の場合では「約350万円」
  • 金利2.0%の場合は「約650万円」

つまり、同じ金利でも返済期間が長くなればなるほど、金利の影響が大きくなってきてしまいます。

返済期間を無理して短くすると、毎月のローン支払いが重くなり資金ショートする可能性があります。まずは、返済期間35年で組んで、余裕があれば繰り上げ返済をしていく方法が賢明です。返済期間の短縮はできますが、当初の期間より延ばすことはできません。

HAYABUSA
HAYABUSA
➤合わせて読みたい

 

目次に戻る↑

住宅ローンで必要な頭金の目安

住宅ローンは、頭金がどれだけ用意できるかローン条件等が変わってきます。

フルローンで購入する場合もありますが、一般的には「物件価格の10~20%程度の頭金」が用意できるといいと言われています。

ここでは、頭金を用意するメリットや留意点、フルローンを組んだ場合との総支払額の違いについて見ていきましょう。

➤合わせて読みたい

 

頭金を用意するメリットと留意点

頭金を用意する最大のメリットは、「金利(利息)分を減らせる」ところにあります。

頭金を入れることで、借入金額を減らすことができます。

フラット35などは、頭金の割合によって貸出金利が低くなることもあります。

また、住宅資金には頭金とは別に、登記費用などの手数料や税金などもかかります。

購入資金=物件価格(頭金含む)+諸費用(物件価格×5~10%)

必要に応じて、物件価格を全て借りることができる、フルローンで組む選択肢も検討しましょう。

「貯金=頭金」ではありません。万が一のために、生活費(最低3ヶ月分)なども現金として残しておく必要があります。

HAYABUSA
HAYABUSA

頭金によって総支払額はどのくらい少なくなる?

ここでは、フルローンで5,500万円の住宅ローン組んだ場合と、一定割合の頭金を用意した場合の返済計画の違いを具体的に計算してみましょう。

なお、金利はすべて「全期間固定金利1.2%」で計算します。

返済期間25年の場合

毎月支払額総支払額
頭金なし(フルローン)212,297円63,689,172 円
頭金1割(550万円)191,067円57,320,255 円
頭金2割(1,100万円)169,837円50,951,338円

返済期間30年の場合

毎月支払額総支払額
頭金なし(フルローン)181,999円65,519,921円
頭金1割(550万円)163,799円58,967,929円
頭金2割(1,100万円)145,599円52,415,937円

返済期間35年の場合

毎月支払額総支払額
頭金なし(フルローン)160,436円67,383,227円
頭金1割(550万円)144,392円60,644,905円
頭金2割(1,100万円)128,349円53,906,582円
HAYABUSA
HAYABUSA

総支払額には、頭金として用意した金額以上の差が生まることが分かります。

目次に戻る↑

住宅ローンにおける3つの借り方

住宅ローン5,500万円に必要な年収は800万円以上とお伝えしましたが、会社員で一人で年収800万円以上の方は割合としては多くありません。

したがって、夫婦の場合はそれぞれ住宅ローンを借りる(ペアローン)ケースが増えてきます。

仮に、夫の年収600万円、妻の年収200万円だとすると、ローン審査における水準に到達できます。(年収倍率7~8倍)

HAYABUSA
HAYABUSA

昨今は共働きが当たり前になってきている時代です。夫婦共に、この先も働き続ける予定であれば借入可能額を増やせるので、ペアローンがおすすめです。(産休・育休による年収低下は当然考慮が必要)

単独名義

夫婦のどちらかが、住宅ローン契約者となり、単独で住宅ローンを組む方法です。

契約者本人の収入や年齢、属性などを基準に、借入可能額の計算や審査が行われます。

HAYABUSA
HAYABUSA

一番シンプルな組み方と言えます。

ペアローン(夫婦それぞれでローン組む)

夫婦それぞれが1件ずつ契約し、双方に対して連帯保証人となる方法です。

借入先金融機関は同一とし、購入する物件に夫婦が同居することが原則です。

デメリットとしては下記のようなものがあるので、利用時には注意が必要です。

  • 返済の負担が大きくなる(借入額が増えるため)
  • 諸費用が二人分発生する(印紙税・保証会社事務手数料・登記費用など)
  • 贈与税がかかる可能性がある(所有割合と返済割合を同じにする必要あり)

例)夫(2,000万円):10年間固定金利選択型、妻(1,000万円):変動金利 

  • 借入金額が少ない妻の返済期間は短くする
  • 子供の教育費がかかる時期(50歳前後)に夫のローンだけになる

メリットとしては、夫婦それぞれ個別に金額や期間など借入条件は個別に決めらたり、夫婦どちらも住宅ローン控除を利用できることです。団体信用生命保険も加入可能です。

HAYABUSA
HAYABUSA

ペアローンで利用する場合の注意点

主な懸念点としては「夫婦どちらかの年収下落の可能性」になります。

下記が主なメリット・デメリットです。

単独で住宅ローンを借りた場合、一人分の年収を基準としているので返済額も世帯年収で考えると余裕がある状態です。配偶者が働き始れば、収入を増やせる選択肢を残せています。

産休・育休や病気などによる休職、離職で収入が減るリスクを受けてします。すぐに年収が上がる訳ではないので、一定期間の住宅ローン返済が負担になってしまいます。

住宅ローン借入可能の一つの目安として「年収×7~8」があります。つまり、単純に年収が増えれば借入額を増やすことになるので、ある意味では身の丈以上の借入をすることになります。

HAYABUSA
HAYABUSA

ペアローンに限らず、収入合算をしている場合も注意が必要です。

早めの返済を心がけることが大切

無理に取り組む必要はありませんが、養育費や教育費がそこまでかからない時期に繰上げ返済を積極的に行うなど、早めの返済を心がけることが大切です。

HAYABUSA
HAYABUSA

繰上げ返済をしても資金的な余裕がある状態が前提になります。現金を一定量は保有しておかないと不測の事態に対応ができません。

子供が社会人になったあとは、だんだんと自身の老後資金について考えなくてはいけなくなります。

連帯保証・連帯債務(夫婦の収入を合算してローンを組む)

夫婦のどちらか一方が、債務者(主債務者)、もう一方が連帯債務者や連帯保証人となって住宅ローンを契約する方法もあります。

この方法では、夫婦の収入を合算して借入可能額の計算や審査が行われます。

HAYABUSA
HAYABUSA

連帯債務では団信に主債務者または連帯債務者のどちらか一方しか加入できない場合があります。金融機関に個別に確認しましょう。

住宅ローンの比較はモゲチェック


目次に戻る↑

単独年収では買えなくなったマンション相場

日本は特に新築志向が強いこともあり、マンション価格は新築価格が牽引しているといわれています。

そのため、新築価格の推移を確認しておくことは大切です。

一般的な探し方としては、新築物件をみてから中古物件になります。新築マンション価格の高騰で購入できなかった方たちが中古マンションに流れていきます。

HAYABUSA
HAYABUSA

新築マンション価格の推移(首都圏)

以下、首都圏における新築マンションの価格推移をグラフにしました。

首都圏新築マンション購入者の平均価格の推移(単位:万円)

2022年は「平均価格6,288万円」と2年連続で最高値を更新。(専有面積は3年連続で縮小傾向)

着工数は順調に減少していますが、首都圏の新築マンション価格は高騰しています。

仮に住宅ローンが組めても、産休・育休に加えて不測の事態を考慮した資金計画をしっかり立てる必要があります。

HAYABUSA
HAYABUSA

首都圏の新築マンション価格が高騰しすぎて、一般の会社員では手が出せない状況になってきています。


目次に戻る↑

住宅ローンを利用する前に注意すべき変動要因

最後に、今後のライフプランを考える上で注意すべき「変化」について解説します。

変動する可能性がある3つのこと

住宅の購入を検討する場合は、将来のライフプランを考えることが大切です。

  • 子供の人数
  • 将来の収入
  • ライフスタイルの変化
➤ お金の専門家であるFPに無料でオンライン相談!(リクルート運営)

基本的に、将来の子どもの人数によって、生活費などの固定費や教育費などの変動費が家計に影響を与えます。また、出産をすると産休や育休を取る必要が出てくるので、前述の通り、一番のリスクは「収入の低下」です。

以上のことを考慮すると、配偶者の年収も含めた住宅ローン利用の検討する必要があります。また、家族人数が増えることで、当初購入した物件の間取りでは狭くなり、住み替える可能性も出てきます。

そのため、購入する物件(特にマンション)は可能な限り売却しやすい(流通性が高い)物件を選ぶ必要があります。

⋙ 【まとめ】不動産売却におすすめの会社とは|査定サイトの口コミも紹介

HAYABUSA
HAYABUSA

エリアを少し広げてみたり、築年数も幅広くしてみることで、購入予算を下げることも検討してみましょう。そもそも、賃貸と持ち家どっちにするかという話にもなってきます。

➤合わせて読みたい

 

目次に戻る↑

まとめ

今回は共働きで5,500万の住宅ローンを組む場合の必要な年収について紹介しました。

抑えておくポイントは以下になります。

本記事のポイント

 

5500万円の住宅ローンには、将来への投資も詰まっています。

だからこそ無理のない借入額の範囲で返済していくことが大切です。

固定金利を中心に各金融機関の住宅ローン金利が少しづつ上がってきています。金融機関の比較検討をしっかり行い、5500万円という借入に対する最適なローンの選択をしましょう。

\ おすすめプランが5分でわかる /

↑どれだけ使っても無料↑

住宅ローンの審査時に金融機関が確認するポイントについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

➤合わせて読みたい

 

▼どれだけ使っても無料▼

目次に戻る↑

コメント

タイトルとURLをコピーしました