住宅ローン1500万円を組むためにはどれぐらいの年収が必要?|徹底解説

住宅ローン

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「1,500万円ぐらいの予算で住宅を購入しようと思うけど、どれぐらい年収があればいいの?詳しく知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

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自由に情報発信できる時代になり、「正しい情報」の見極めが難しくなってきています。内容に応じて「考えられるリスク」も解説してます。

▶︎不動産業界10年、内装・建築業界5年

【保有資格】
宅建士|FP2級|住宅ローンアドバイザー|住宅診断士|賃貸住宅メンテナンス主任者|日商簿記2級。

【最近の日課】
朝起きて大谷翔平の成績をググること。(WS早く見たい…)

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この記事はこんな人におすすめ
  • これから住宅ローンの利用を検討している方
  • 1,500万円ぐらいの予算で不動産購入を検討している方

あなたは、

「今の年収で1,500万の住宅ローンを組んだらどうかな…」

と悩んでないですか?

多額の借り入れになると、不安に思うのも仕方ないと思います。

実は、私も住宅ローンを組んだことがあるのですが、かなり不安になりました。。

大きな借入をするので、無理なく返済していける年収は知っておきたいですよね。

まだまだ変動金利を中心に低金利が続いていますが、借りすぎにも気をつけたいものです。

そこで今回は「住宅ローン1,500万円を組むための必要年収」について解説します。

この記事を読めば、住宅ローン1,500万円を組むための

などを知ることができます。

ぜひ最後まで見ていってくださいね。

本記事のポイント

 

住宅ローンにおいて、「金融機関の審査に通る年収」と「無理なく返済できる年収」には差があります。

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「物件は気に入ったのにローン審査が通らなくて買えなかった…」
「ローンの事前審査に時間がかかって他の人にとられちゃった…」
「契約を急かされて言われるがまま決めちゃった…」

こんな事態にならないように、住宅ローンの仮審査を事前にしておきましょう。

家を探す前に「購入可能な予算」を把握しておくことで、「失敗しない住宅購入」が実現できます。

住宅ローン1,500万円を組むために必要な年収

ここでは、無理なく返済ができる目安ということで住宅ローンの借入に必要な年収を解説していきます。

無理のないローンを組むことで、売却するときも持ち出しなく返済できる可能性が高めることができます。

【関連記事】不動産売却におすすめの会社とは|査定サイトの口コミも紹介

目安年収は300万円以上

1,500万円の住宅ローンを組んで無理のない返済ができる税込年収は、「約300万円」からです。

住宅ローン1,500万円を下記条件で借りた場合、毎月の返済額は約4.5万円になります。

【税込年収300万円の手取り年収は約225万円(税込年収×75%)、月収約18万円(ボーナス込み)】

借入条件
  • 元利均等返済、固定金利1.4%(全期間)
  • 頭金なし、ボーナス払いなし
  • 返済期間は35年(420ヶ月)
  • 手取り年収は「独身・給与所得のみ、給与所得控除・基礎控除・社会保険料控除のみ」を仮定

変動金利よりも金利の高い固定金利でシミュレーションをすることが、「無理のない返済」への近道です。

「年収300万円ぐらいだと1500万円借りても無理なく返済していけるんだ…。とにかく家賃がもったいないから、家の購入を検討していきたい!」

相談者
相談者

だけど……

「そもそも自分はどれぐらい借りれるのかな……」(情報収集したい)

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という方も多いと思います。

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①最安金利は人によって変わる ②借金あると借入可能額が大幅にかわる ③金利だけで決めると失敗する ④銀行の特色を知ってるのは住宅営業 ⑤最適な銀行は人による

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Q
モゲチェックと他の比較サイトとの違いを教えてください。
A

一般的な「比較サイト」では、住宅ローンの比較はできますが、どのローンが自分に合っているのか、借りられるかまでは分かりません。モゲチェックでは、独自の審査ノウハウで入力した条件から最適な銀行を提案します。

Q
取り扱い金融機関はどれぐらいありますか?
A

100を超える取り扱い金融機関があります。(増加中)

Q
モゲチェックの利用に手数料はかかりますか。
A

住宅ローン診断(旧モゲレコ®)をはじめ、すべてのサービスは無料です。

Q
モゲチェックの3種類の使い方を教えてください。
A

①住宅ローンランキング【自分で住宅ローンを選ぶ】
金利タイプ毎にランキング形式で金融機関を紹介してくれます。「公式サイトを見る」ボタンから詳細を確認できます。

②住宅ローン診断(旧モゲレコ)【自分に合う住宅ローンを探してくれる】
入力された条件に合わせて住宅ローンを一括比較し、独自の審査ノウハウで最適な銀行を提案します。(商品次第で優遇金利あり)※利用者数20万人突破

③モゲチェックアプリ【家と住宅ローンを同時に探せる】
athome,LIFULL HOME’Sに掲載の物件から住宅ローンをシュミレーションし、条件に合った家とローンを一緒に探すことができます。

Q
モゲチェックで住宅ローンの相談はできますか?
A

住宅ローンにおけるプロのアドバイザーにチャットで相談できます(チャットのみ)。

Q
ユーザー登録の削除、退会をする方法を教えてください。
A

退会手続きは下記リンクからいつでも手続きができます(違約金なし)。
https://mogecheck.jp/user/unsubscribe/form

退会時に個人情報のデータは削除されます(モゲチェック公式HP)

Q
モゲチェックの運営会社を教えてください。
A

株式会社MFS(2009年7月設立)です。

【主な受賞歴】

  • すごいベンチャー100 フィンテック部門 2016 (東洋経済)
  • EY Innovative Startup フィンテック部門 2017 (EY)
  • スタートアップ有望株選出 2017 (Forbes)
  • 東証グロース市場に上場 2024(東京証券取引所)
  • STEP1
    モゲチェック から[今すぐ住宅ローン診断]をタップ

  • STEP2
    [メールアドレス]と[パスワード]を入力

    google・facebook・Appleアカウントでも可能

  • STEP3
    アカウント認証を完了させる(登録したメールアドレス宛)

  • STEP4
    本登録が完了

  • STEP5
    申込み内容を入力

    その他申込者・年収・連絡先・現住所など)入力

  • STEP6
    申込みが完了(モゲチェック提案サービス)

    5分以内に提案メールが届

  • STEP7
    モゲチェックマイページ画面

    ↓提案できる住宅ローンがない場合↓

    [メッセージへ(無料相談)]からアドバイザーに相談も可能

【関連記事】モゲチェック (旧モゲレコ) の評判は?怪しい?|無料のワケも解説

購入者自身でも金融機関の目星を先につけられていると、他の検討者と競合したときに有利になる場合があるんです。

返済比率(返済負担率)は手取り年収の25%以内

住宅ローンの審査に使われる基準として「返済比率(返済負担率)」があります。

一般的には、「税込年収」を基準としますが、住宅ローンの返済を無理なくできる目安では、「手取り年収に対して住宅ローンの年間返済額が25%以内」であることがポイントです。

返済比率(返済負担率)=ローン返済額(年額) ÷ 手取り年収 × 100

なお、一般的な金融機関では、審査基準になる年収別の返済比率(返済負担率)は、下記になります。

  • 税込年収150万円~250万円未満:返済負担率25%
  • 税込年収250万円~400万円未満:返済負担率30%
  • 税込年収400万円以上:返済負担率35%
  • 税込年収600万円以上:返済負担率40%

民間金融機関と住宅金融支援機構が提供するフラット35では、「年収400万円未満は30%以下」と「年収400万円以上は35%以上」が返済負担率の基準です。多くの金融機関は、住宅ローンの審査基準を「前年度の額面年収に対して35%以下」にしています。

「借りられる金額」と「無理なく返済できる金額」は違う

ここまでの解説で、金融機関から借りれる金額と無理なく返済できる金額が違うことが分かります。

言い換えれば、「金融機関の住宅ローン審査を通過する年収」と「無理なく返済できる年収」は別物であということです。

「返済できる金額」でローンを組めば、不足の事態で売却しなければならない状況でも自己資金が必要なくスムーズに進めやすくなります。

【関連記事】不動産売却におすすめの会社とは|査定サイトの口コミも紹介

金融機関の審査を通過して住宅ローンを組むことは、借りすぎている可能性があるということを知っておきましょう。

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住宅ローン1,500万円 月々の返済額・返済比率【年収別】

ここでは、200万~400万までの年収別で住宅ローンの返済比率を比較していきます。

条件は以下の通りです。 

  • 住宅ローン借入額1,500万円
  • 返済期間は35年(420ヶ月)、元利均等返済、ボーナス返済無し
  • 手取り年収は下記表を参照(独身会社員・給与所得のみ、給与所得控除・基礎控除・社会保険料控除と住民税・所得税を考慮)
額面年収手取り年収
1,000万円以下額面(税込)給与の約70~80%
1,000万円超2,000万円以下額面(税込)給与の約60~70%
2,000万円超額面(税込)給与の約50~60%
速算表(年収から手取りを算出)

単身か既婚世帯(子持ち)などかによって手取りは変わるので、参考値としてください。

【関連記事】住宅ローン2,500万円組むために必要な年収とは

年収200万円(手取り約150万)

年収200万円を額面と手取り収入を、下記の通り月額(ボーナスも12等分)に換算しました。

  • 額面から算出:約166,000円(月額)
  • 手取りから算出:約125,000円(月額)

年収200万円の月々返済額と返済負担率
毎月の返済額額面16.6万円に対する返済負担率手取り12.5万円に対する返済負担率
変動金利 0.8%40,959円24.6%32.7%
固定金利 1.4%45,196円27.2%36.1%
※前提条件

変動金利も金利変動をしない前提になっています。

年収250万円(手取り約187万)

年収250万円を額面と手取り収入を、下記の通り月額(ボーナスも12等分)に換算しました。

  • 額面から算出:約208,000円(月額)
  • 手取りから算出:約155,500円(月額)

年収250万円の月々返済額と返済負担率
毎月の返済額額面20.8万円に対する返済負担率手取り15.5万円に対する返済負担率
変動金利 0.8%40,959円19.6%26.4%
固定金利 1.4%45,196円21.7%29.1%
※前提条件

年収300万円(手取り約225万)

年収300万円を額面と手取り収入を、下記の通り月額(ボーナスも12等分)に換算しました。

  • 額面から算出:約250,000円(月額)
  • 手取りから算出:約187,500円(月額)

年収300万円の月々返済額と返済負担率
毎月の返済額額面25万円に対する返済負担率手取り18.75万円に対する返済負担率
変動金利 0.8%40,959円16.3%21.8%
固定金利 1.4%45,196円18.0%24.1%
※前提条件

固定金利でも返済比率が25%以下になるので、無理なく返済できる一つの目安になることが分かります。

年収350万円(手取り約262万)

年収350万円を額面と手取り収入を、下記の通り月額(ボーナスも12等分)に換算しました。

  • 額面から算出:約291,000円(月額)
  • 手取りから算出:約218,000円(月額)

年収350万円の毎月返済額と返済負担率
毎月の返済額額面29.1万円に対する返済負担率手取り21.8万円に対する返済負担率
変動金利 0.8%40,959円14.0%18.7%
固定金利 1.4%45,196円15.5%20.7%
※前提条件

年収400万円(手取り約300万)

年収400万円を額面と手取り収入を、下記の通り月額(ボーナスも12等分)に換算しました。

  • 額面から算出:約333,000円(月額)
  • 手取りから算出:約250,000円(月額)

年収400万円の毎月返済額と返済負担率
毎月の返済額額面33.3万円に対する返済負担率手取り25万円に対する返済負担率
変動金利 0.8%40,959円12.3%16.3%
固定金利 1.4%45,196円13.5%18.0%
※前提条件

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住宅ローン1,500万円を組む場合の確認ポイント

ここでは、住宅ローンを組む上で、知っていきたい主な項目について解説します。

ローンに関わる必要な知識を付けておくことで、リスクを理解した上で選択ができるようになります!参考書も数冊読んでおくことをおすすめします。

【関連記事】住宅ローン おすすめ本の紹介|厳選+a

購入時には諸費用も考慮する

住宅の購入には物件金額と別に諸費用がかかります。新築や中古で変わりますが、一般的には物件価格の5~10%かかります。

ローンの種類などでかかる費用が違いますが、諸費用の内訳としては次のようなものがあります。

  • 仲介手数料(物件価格の税別3%+6万円が上限)
  • 印紙税、不動産取得税、登録免許税、司法書士報酬
  • ローン保証料 、登録免許税、司法書士報酬、融資手数料、火災保険料、地震保険料
  • 団体信用生命保険料 

印紙税や登録免許税、司法書士報酬は「住宅購入時」と「住宅ローン利用時」にそれぞれかかります。

購入後の支出は住宅ローンの返済に加えて、維持費となる「固定資産税・都市計画税」などがかかります。

マンションでは、契約駐車場代や建物全体の維持費や修繕費として、管理費・修繕積立金も毎月払います。戸建てにおいては、自身で月々1~2万円ほど建物の修繕費として積立をしておくといいと思います!

維持費には、設備が故障した時に修繕費や生活費、子供もいれば教育費、親に何かあれば介護費なども加わってきます。

予め試算に入れておくことで、より具体的な資金計画ができるようになります。

金利タイプは3種類

住宅ローンには、次の3種類の金利タイプがあります。

それぞれ特徴を知った上でどの金利タイプにするか決めておきましょう。

金利というのは、レンタル料という意味合いです。

全期間固定金利型

最初に適用された金利で全期間返済するタイプです。

借入当初の金利が完済まで続くので、返済プランが立てやすくなっています。

3種類の金利タイプの中で最も金利が高くなります。

一部の銀行では、経済動向で固定にも関わらず金利が変わる場合もあります。事前に内容(特約)の確認が必要です。

住宅ローン金利は、固定期間が短いほど低くなり、長いほど高くなります。

固定金利期間選択型

当初固定期間は2年、3年、5年、10年などから選択でき、一定期間金利が固定されるタイプです。

固定金利期間終了後は変動金利や同じ固定金利期間選択型のどちらも選ぶことができ、改めて適用金利が設定されます。

金利は、固定金利期間が終了したタイミングなど、その時々での市場金利を考慮されるので、予め注意が必要です。固定金利期間が終わった後の優遇金利がどうなるのかも含めて、検討が必要です。

借入当初から変動金利を選択できる金融機関もあるので、幅広く検討できます。

変動金利型

昨今の低金利の影響もあり、利用者が一番多い金利タイプです。

市場金利に連動して金利が変動するので、低金利下であれば金融機関も低い金利で貸し出せます。

変動金利では適用金利が半年ごとに見直されますが、返済しやすいように借入当初から返済額が5年間変わりません。万が一、金利変更が必要な時は借入当初の金利から最大1.25倍までしか増えないルールになっています。(125%ルール、5年ルール)

仮に、5年後に市場金利が1.25倍以上上がると、利息額が月々の返済額を上回り、「未払利息」が発生する可能性があります。未払利息は、11年目以降の月々の返済に上乗せされたり、最終返済時に一括返済を求められます。

【関連記事】住宅ローンの125%ルールと5年ルール|変動金利は危険?

変動金利を利用する場合のポイントとして次の3つを意識しましょう。
①金利が0.7%前後など、可能な限り金利水準が低い金融機関を利用する
②返済期間を20~25年と短めに組んでおく
③返済期間を35年とした場合は、定期的に繰上げ返済をしてローン残高を早めに減らすような返済計画にする。

共働き世帯が住宅ローンを組む方法

夫婦共働きの場合、住宅ローンの組み方が3つあります。

家計を考慮した妥当な選択をしましょう。

連帯債務は、取り扱える金融機関が少ないです。

【関連記事】共働きで5,000万円の住宅ローンを組むのは危険?

単独ローン(夫婦どちらかがローンを組む)

文字通り夫婦のどちらか一人だけが債務者になるという契約形態です。

  • メリット:支払いがシンプルで分かりやすい
  • デメリット:借入金額が少なくなる可能性がある(一人分の年収のみで審査)

年収が高い、あるいはどちらかの収入が圧倒的に多い夫婦や片方がローン債務を負わないことで家庭内でリスクヘッジをしたい夫婦などにもおすすめです。

ペアローン(夫婦でそれぞれ個別にローンを組む)

物件に対して夫婦がそれぞれでローンを組むという契約形態です。

  • メリット:①借入金額が多くなる(2人分の年収)、②夫婦それぞれ住宅ローン減税が使える、③団信には夫婦どちらも加入ができる
  • デメリット:①一方それぞれ契約するので諸経費も2倍になるので諸費用が高くなる、②団信は亡くなった人の分だけ保険適用されるので配偶者分は適用されない、③産休等で収入が減少した場合も毎月のローン返済額は変わらない

考えたくないと思いますが、連帯保証人から外れることが難しいため離婚時に揉める可能性はデメリットとしてあると思います。

連帯保証・連帯債務(夫婦で収入を合算させてローンを組む)

夫婦の一方が債務者となり、もう一方が連帯保証人あるいは連帯債務者になってローンを組むという契約形態です。

収入合算できる金額(全額か半額かなど)は、金融機関次第で異なります。

  • メリット:①夫婦の収入を合算してローンを組むことができる、②住宅ローン契約は1本分で済むので
  • デメリット:①連帯保証人は住宅ローン減税の利用ができない、②連帯債務では、団信に主債務者または連帯債務者のどちらかしか加入できない(金融機関による)

収入合算でも、離婚時などに、契約から簡単に外れることができないリスクがあります。

審査が通らない場合がある

年収面での返済比率が金融機関が求める基準を満たしていたとしても、その他の原因で審査に落ちる場合があります。

ローン審査には年収の他にも、主に下記項目が考慮されます。

  • 完済時の年齢が高い(完済時が80歳を超えている)
  • 勤続年数が短い(3年未満など)※フラット35も対応可
  • 収入が安定していない(自営業、パート・アルバイトは審査に不利)
  • 健康状態に問題がある(重い病気にかかっているなど)
  • 他に借り入れがある(自動車ローンなど)
  • 信用情報にキズがある(クレジットカードの支払いを遅延している等)
  • 事前審査で確認した内容と違う(虚偽記載がある)

複数の機関から借入(カーローンなど)がある場合、住宅ローンの事前審査前に一括返済しておくなど、可能な限り対策をしておくことが大切です。

意外に盲点なのが、「クレジットカードの滞納履歴が残ること」です。

信用情報は、借金を返済してから最大で5年間掲載されるといわれています。

【関連記事】住宅ローン審査の明暗を分けるCICとは?|信用情報の見方

主な滞納対象
  1. クレジットカードのリボ払い(通常の引落しも含む)
  2. カードローン
  3. 自動車ローン
  4. 携帯端末費用の分割払い

購入する物件においても、新耐震基準(1981年6月以降に建築確認通知書や確認済証が受理された)であるかなどの確認項目があります。

定年までに完済する計画を立てる

住宅ローンの返済計画を立てる場合は、まずは定年までに完済させる前提で考えてくべきです。

退職金で残りの住宅ローンを完済する方(または計画)がいますが、退職金は老後資金として残しておくことをおすすめします。

日本年金機構によると、厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)の平均的な年金受給額219,593円となっています。【夫婦2人とも会社員や公務員の前提】

上記の金額を少ないと思うか多いと思うかは人それぞれです。しかし、老後の年金収入のみで住宅ローンの返済をするのは、今以上に苦しくなる可能性があります。

もちろん定年までに完済する計画だと、全く希望物件の予算に届かないこともあります。定年をまたぐ返済期間自体は悪くはないですが、リスクを認識した上でローンを組めているかが大切です。


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住宅ローン1,500万円を組むためのその他の方法

ここでは年収300万円に満たない場合の対策を解説していきます。

300万円未満だからといって諦める必要はありません。

物件金額がどんなに高くても、住宅ローンの借入金額を減らせば支払い自体は無理なくできます。

両親や祖父母から資金援助(贈与)を受ける

両親や祖父母から資金援助を受ける方法です。

自己資金の割合が多くなれば住宅ローンの返済額を抑えることができるため、資金援助を受けることが可能な場合は利用するのも選択肢としてはありです。

省エネ住宅左記以外の住宅
贈与税非課税限度額1,000万円500万円
適用期限令和4年1月1日~令和5年12月31日までに贈与
所得要件贈与を受けた年の受贈者の合計所得が2,000万円以下
備考合計所得が1,000万円以下の受贈者に限り、登記簿謄本上40㎡以上50㎡未満にも適用
参照:住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置(国交省)
省エネ住宅とは(いずれかに該当すればOK)
  • 断熱性能等級4以上もしくは一時エネルギー消費量等級4以上
  • 耐震等級2以上にしくは免震建築物
  • 高齢者等配慮対策等級3以上

非課税の限度額は購入する時期や物件次第で変わるため都度確認が必要です。
年度が変わると内容が変更されている場合があります。

令和4年度税制改正のポイント

令和4年度税制改正のポイントは以下になります。

  • 非課税限度額を良質な住宅について1,000万円とした上で、適用期限を2年間延長
  • 中古住宅の築年数要件が、「昭和57年(1982年)以後に建築された住宅」(新耐震基準適合住宅)に緩和
  • 贈与を受ける方の年齢が20歳から18歳に対象拡大。(民法改正に伴う変更)

自己資金をためてから購入する

自己資金が貯まるまで購入時期を遅らせることも選択肢に入れておきましょう。

自己資金を用意して頭金(物件価格の1~2割が目安)を支払うことができれば、借入金額そのものが減るため、毎月の支払額を減らすことができます。

元本に付随する金利も減り、総支払額も減るというメリットがあります。

頭金を用意する主なメリットは、以下になります。

  • 審査に通りやすくなる
  • 適用金利も下がる可能性がある
  • 売却しやすくなる

住宅の購入における自己資金は「頭金+諸費用」をさします。諸費用は、新築や中古にもよりますが、物件価格の5~10%です。諸費用には引越し費用も含めるとより現実的になります。

2023年になってから、固定金利を中心に金利が少しずつ上昇しているので、過小な自己資金が招くリスクを最小限にできるメリットもあります。

ただ、自己資金を貯めるために時間をかけすぎるのも注意が必要です。月5万円の家賃で5年生活すると、300万円つかっていることになります。

購入前の資金計画のタイミングで専門家に相談しましょう。

【関連記事】頭金なしで住宅ローン審査は危険?|メリット・デメリット

繰上げ返済をする

繰上げ返済とは前倒しでローン残高(元金)を減らすことです。

自己資金を用意できなくても、まとまったお金が手に入ったらすぐに繰上げ返済をすれば、頭金と同様総支払額を下げることができます。

注意点としては、

  • 繰上げ返済により手元資金が少なくなり、他の支出に影響が出ないようにする
  • 定年退職時の繰上げ返済は、老後資金を考慮する(退職金はなるべく使わない)

繰上げ返済をしたことで、資金がなくなり老後が大変になってしまうのは本末転倒です。

繰上げ返済の申請に一定期間が必要な場合もあるので、取扱金融機関に手続きの確認もしておきましょう。(フラット35は1ヶ月前申請が必要)

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まとめ

今回は1,500万の住宅ローンを組むときの目安となる年収について解説しました。

本記事のポイント

 

このポイントを抑えておくだけで、無理のない住宅ローン契約ができるようになります。

家計に負担をかけないような住宅ローン契約をするには、事前に複数の商品を比べる必要がありますよね。

モゲチェック」を使うと一度に複数の金融機関の比較が簡単にできてしまいます。

35年という返済を失敗しないために、最適なローンの選択をしましょう。

【関連記事】住宅ローンの仮審査はとりあえずやるべき?|物件未定でもやるべき理由を解説

住宅ローンの金利について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

【関連記事】住宅ローンにおける0.1%の金利の違いがもたらす総支払額への影響

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完全無料の住宅ローン一括比較!モゲチェック

モゲチェックに登録してみたら家の純資産価値(売却価格 – 残債)を算出してくれて面白い。売却価格の妥当性についても、SUUMOに掲載されてる同マンション・同面積・同方位の物件価格の9掛け程度でなかなかリアルな気がする。

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住宅ローン、モゲチェックも登録して比較しましたが、結局提携ローンが一番金利低かったです

がん団信付、手数料定額型で0.485%。こんなもんですかね…?

単純比較ができないから難しいですね

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「住宅ローンは住宅営業より『モゲチェック』でしょ!」という方は要注意。「横比較表があって最安金利がパッとわかる」「いくら借りられるかサクッと計算できる」さらに「モゲレコ登録するとお得に借りるアドバイスがもらえる」と良いことづくめのモゲチェック。でも思考停止は超ヤバい。注意点は↓

①最安金利は人によって変わる ②借金あると借入可能額が大幅にかわる ③金利だけで決めると失敗する ④銀行の特色を知ってるのは住宅営業 ⑤最適な銀行は人による

住宅ローンってとっつきにくいから『モゲチェック』は入り口としてはとても良いと思うにゃん

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先に買うには購入できる人であると認識してもらうことが大切。 だから事前審査を済ませておく。 複数社を一発で比較審査できるモゲチェックはマジで優秀

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リプで教えてもらったモゲチェックで色んな銀行の金利や保証を調べて1番お得そうなauじぶん銀行に仮審査申込みしてみた!! なんと仮審査を代行してくれるみたいでサイト上で必要事項を確認しながら入力!!!! 審査通りますように…

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今日はお客さんと銀行めぐり。 モゲチェックでもやっといてくれや。

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確かに『モゲチェック』の存在はもっと知られるべきですね。自分も早速試して見る価値があると感じました。住宅ローンを見直すことで節約できる額は大きいはずですし、操作も簡単と聞いて安心しました。

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マイナス金利が終わり、いよいよ我が家もモゲチェックの出番です

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日本人は金利に無関心です 今まで住宅ローン 変動金利は下がり続け0.3% 借り換えや金利の比較など 無用だったはずですが いよいよ 日本でも政策金利が 動き出そうとしています これからは、 モゲチェックのような サービスが必要 要点はMFSが 貸金業の免許を持っていて 信用力分析が出来る事です

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Q
モゲチェックと他の比較サイトとの違いを教えてください。
A

一般的な「比較サイト」では、住宅ローンの比較はできますが、どのローンが自分に合っているのか、借りられるかまでは分かりません。モゲチェックでは、独自の審査ノウハウで入力した条件から最適な銀行を提案します。

Q
取り扱い金融機関はどれぐらいありますか?
A

100を超える取り扱い金融機関があります。(増加中)

Q
モゲチェックの利用に手数料はかかりますか。
A

住宅ローン診断(旧モゲレコ®)をはじめ、すべてのサービスは無料です。

Q
モゲチェックの3種類の使い方を教えてください。
A

①住宅ローンランキング【自分で住宅ローンを選ぶ】
金利タイプ毎にランキング形式で金融機関を紹介してくれます。「公式サイトを見る」ボタンから詳細を確認できます。

②住宅ローン診断(旧モゲレコ)【自分に合う住宅ローンを探してくれる】
入力された条件に合わせて住宅ローンを一括比較し、独自の審査ノウハウで最適な銀行を提案します。(商品次第で優遇金利あり)※利用者数20万人突破

③モゲチェックアプリ【家と住宅ローンを同時に探せる】
athome,LIFULL HOME’Sに掲載の物件から住宅ローンをシュミレーションし、条件に合った家とローンを一緒に探すことができます。

Q
モゲチェックで住宅ローンの相談はできますか?
A

住宅ローンにおけるプロのアドバイザーにチャットで相談できます(チャットのみ)。

Q
ユーザー登録の削除、退会をする方法を教えてください。
A

退会手続きは下記リンクからいつでも手続きができます(違約金なし)。
https://mogecheck.jp/user/unsubscribe/form

退会時に個人情報のデータは削除されます(モゲチェック公式HP)

Q
モゲチェックの運営会社を教えてください。
A

株式会社MFS(2009年7月設立)です。

【主な受賞歴】

  • すごいベンチャー100 フィンテック部門 2016 (東洋経済)
  • EY Innovative Startup フィンテック部門 2017 (EY)
  • スタートアップ有望株選出 2017 (Forbes)
  • 東証グロース市場に上場 2024(東京証券取引所)
  • STEP1
    モゲチェック から[今すぐ住宅ローン診断]をタップ

  • STEP2
    [メールアドレス]と[パスワード]を入力

    google・facebook・Appleアカウントでも可能

  • STEP3
    アカウント認証を完了させる(登録したメールアドレス宛)

  • STEP4
    本登録が完了

  • STEP5
    申込み内容を入力

    その他申込者・年収・連絡先・現住所など)入力

  • STEP6
    申込みが完了(モゲチェック提案サービス)

    5分以内に提案メールが届

  • STEP7
    モゲチェックマイページ画面

    ↓提案できる住宅ローンがない場合↓

    [メッセージへ(無料相談)]からアドバイザーに相談も可能

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